リング選びのポイント
リング幅を吟味する
リング選びで重要になってくるポイントとしてデザインはもちろんですが、それと同じくらい大事にしていただきたいのが「リング幅」です。指輪の1mmの違いは驚くほど違うものです。女性ならご自身の手をなるべく美しく魅せるために、男性なら日常生活、仕事で違和感なくつけ続けることができる着け心地のために、重要なポイントが「リング幅」だと考えております。よく間違われることがありますが、リングのサイズのお直しというのはリングの輪っかの径を調整するものです。ここでいう「リング幅」というのはリングの太さのこと。実際には原型からつくらない限り、この幅は変わりません。既製品の結婚指輪、婚約指輪をご購入の際に陥りがちな落とし穴として「リングのデザインをとにかく気に入り購入したけれど、リング幅がお客様の手に合っていなくて、着けた時の見た目も付け心地もイマイチ。結果着けなくなってしまった」というケースをよく耳にします。こんなケースを防ぐためにも、実際にお店に足を運んだ際には、デザインと同じくらい“どんな幅がお客様の手に合うのか“を実際にいろいろなリングをはめ、じっくり吟味していただきたいと思います。
ホメミのリング(結婚指輪・婚約指輪)の特長
既製品の場合は、デザインがとにかく気に入った場合でも、リング幅がお客様の欲しいサイズに対応していないこともあります。その点ホメミのリングは、原型となる型をお客様ごとにイチから作るので、気に入ったデザインがあれば、そのデザインをお客様の手に最適なリング幅にアレンジし、製作することが容易です。また、ワックス原型の時点で確認することができるので製作の途中でイメージと違えば修正することも可能です。お客様にはなにより安心してご購入いただけます。
型から製作するということは、リングアレンジが豊富だということにも繋がります。リング幅はもちろん、石の配置、石の数、石の留め方(爪留め、玉留め、伏せ込み留め、フクリン留め、星彫り留め)など、リングベースがある程度一緒でも、おふたりだけのちょっとしたこだわりを入れることで、世界にひとつだけの指輪が誕生します。
型からつくるホメミのリングはすべて「繋ぎ目のない指輪」(バージンリング)として完成いたします。リングのサイズを変える場合、リングを切ってサイズを調整することになります。特別な縁で出会い、時間を育み、添い遂げるように誓ったおふたりの手にするものを、切断加工することはあまりにも心苦しいことです。わたしたちホメミは「縁が切れない」という縁起を担ぎ、永遠の意味も兼ね、「繋ぎ目のない指輪」(バージンリング)こそおふたりの門出に相応しいと考えています。
結婚指輪や婚約指輪を製作していく方法としましては、主に二種類の形があります。一つ目には、ワックスと呼ばれるロウ材を用いて製作していく方法と、もう一つには、金属を溶かしてリングの形状を作っていく鍛造製作があります。鍛造製作では、お客様が使わなくなってしまった指輪やペンダント、その他思い入れのあるアクセサリー等の金属を使って、お二人の大切な結婚指輪や婚約指輪をご製作して頂く事も可能になります。